爪が薄くて弱いと、乾燥してすぐに爪が欠けたり、ヒビが入ってしまったり、気を付けているつもりでもいつの間にかボロボロになっていることも。
そんな爪の割れる原因やすぐにできる対処法もご紹介します。
爪が割れやすい原因

乾燥
実は爪も皮膚の一部。手と一緒で保湿しないと乾燥するんです!
油分や水分のない乾燥している爪は、もろく、割れやすくなってしまいます。ジェルネイルやマニキュアを頻繁にしている人や、水仕事が多い人などは特に爪が乾燥しやすいため、注意してください。
最近では、アルコール消毒をすることも増え、さらに割れやすくなっている人も増えています。
栄養不足
過度なダイエットや、食事制限、偏った食事など、バランスの悪い食事ばかりとっていると、爪の先まで栄養がいきわたらず、爪の健康が損なわれてしまいます。
もしくは病気が原因で爪に栄養がいきわたっていない場合もあるので、様子がおかしいと思ったら病院にいきましょう。
ホルモンバランスの乱れ
更年期などに入り、ホルモンバランスが乱れることによって爪が割れやすくなることも!
更年期には、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが減少してしまいます。エストロゲンにはコラーゲンを生成する役割があり、これが衰えることによって乾燥や爪の割れにつながってしまいます。
更年期障害対策については、こちらの記事をお読みください。
爪が割れてしまった時の対処法

応急処置
市販の補強コートなど、ネイルのように塗って修復するアイテムもあります。一時的には修復されますが、正直強度は弱く、ちょっとした衝撃ですぐにヒビが入ってしまいます。補強というよりも、引っかかって悪化するのを抑えたい場合に使うと良いでしょう。

オススメは、ドラッグストアなどで販売されている細めのサージカルテープ(医療用テープ)を5cm幅にカットし、割れ部分を抑えながら爪の先をぐるっと巻く方法。太いテープしかない場合は縦に細く切ってから貼りましょう。
この方法で伸ばす場合は、防水タイプのテープもおすすめです!
時間があるときの補強法
家で時間があるときには、ネイルグルー(付け爪用グルー)で補強したり、シルクラップを貼って補強する方法もあります。
自然に見えて、しっかり補強できる分、専用のアイテムが必要となります。
上からネイルもできるので、割れていてもネイルを楽しみたいという方には、おすすめです。
爪割れの対策は?

こまめな保湿
手を洗った後の清潔な状態で、ネイル用の保湿オイルやクリームを丁寧になじませていきます。爪になじむまで少し時間がかかりますが、マッサージをしたり、蒸しタオルなどをすると馴染みやすくなります。
面倒くさがりな方はハンドクリームを塗るときに爪も一緒に保湿してあげるといいですよ!最近はハンドクリームにネイルケア成分も入ったアイテムもたくさんあるので、試してみてくださいね。
サプリメント
爪は主にタンパク質からできている「ケラチン」という成分です。しかし、ケラチンは体内で生成されているため、直接サプリで補うより、ケラチンの生成を促す成分を摂取するほうがオススメ!
美容マニアの中には「ケラチンを摂るといい」という意見もありますが、ケラチンは胃酸に強く、身体に害となってしまう可能性もあるそうです。
ケラチンを生成するためには、ビオチン(ビタミンB7)や亜鉛を積極的にとるといいでしょう。また、乾燥が気になる方は、コラーゲンを摂取することで、うるおいをプラスしてみてください。
爪を休ませる
いつもマニキュアやジェルネイル、付け爪などをしていると爪の負担が大きく、弱ってしまいます。ネイルケア成分の入ったポリッシュもあるので、代わりに使ってみるのもいいでしょう。
たまにはすべて外して、ケアに専念することも大事ですよ。
また、爪を道具として使わないということも大切です。
缶を開けるとき、何かをつかむときに、爪を道具として使っていることはありませんか?知らず知らずのうちに爪に負荷をかけている場合もあります。
なるべく、指や他の専用器具を使って、爪は休ませてあげましょう。
まとめ
少しでもヒビの入った爪は、ちょっと衝撃ですぐにヒビ割れが進んでしまいます。放置せず、適切な対処をすることで、悪化を防ぎ、キレイに伸ばしていけます。
また、普段からの行動やケア方法を見直すことによって、割れにくい爪を作ることにつながります。今の生活が爪に負担となっていないか、一度見直して爪ケアをしてみてくださいね。