【40代女性を悩ます白髪の正体】正しいケアで予防はできる?

ヘア

年齢を重ねると目立ってくる白髪。デスクワークや家事に育児、毎日忙しくしていると白髪染めもついうっかり間が空いてしまい、お出かけの直前に「こんなに目立ってる!」とハッとすることはありませんか?
白髪染めをこまめにしている人も多いと思いますがパサパサに乾燥している髪の毛では美しく見えません。40代以上の女性はお顔や体の経年変化に対応するだけでなく、頭皮や髪の毛に良い影響を与える正しい習慣を知らないといけませんね!
白髪を正しくケアするためにも、まず白髪になるメカニズムを知りましょう!

これが白髪の正体!

生まれたての髪は「すべて白髪!?」

白髪になる原因は「遺伝」「加齢」「生活習慣」「病気」「ストレス」の5大要素です。この中の複数の要因が重なって、白髪になると言われています。

実は生まれたての髪はすべて白髪!
毛根で作られたばかりの髪には、メラニン色素が含まれていないため白いのだそうです。

「栄養不足」が白髪の大敵

色素細胞という言葉を聞いたことがありますか?この色素細胞にある、髪に色を付けるメラノサイトの働きによって黒色に色付けされます。
しかし「白髪の5大要素」がいくつも重なると、髪の毛に届く栄養であるチロシナーゼという酵素の働きが低下しメラニン色素は作られず、色が付かないままの髪が頭皮から生えてきます。これが白髪の正体です

遺伝の白髪はどうにもならない?

遺伝により白髪のDNAを受け継ぐことはありますが、日頃の生活習慣が髪の健康状態を悪化させているケースがほとんどだそうです。特に、良くないのが食生活の乱れによる栄養不足であり、たとえ栄養は足りていても血液循環が悪いと、栄養が髪に十分に運ばれないので白髪になってしまうと言われています。

コロナ禍の生活習慣が「白髪と関係ある!?」

在宅ワークが多くなり会話が減ったり、マスクによって顔の動きが減ったりする生活習慣は、あらゆる不調につながる可能性があります。長時間のスマホ利用など同じ姿勢でいることもその一因かもしれません。
血液は心臓のポンプ作用のほか、筋肉のポンプ作用によって全身を循環していますが、筋肉を使う機会が減り血行不良になると白髪や頭痛、肩凝り、顔のむくみ・たるみの悪影響が出ると考えられています。お顔は基礎化粧品を塗る時に軽くマッサージしている方も多いと思いますが、頭皮や首・肩まわりもケアしてあげる事で、結果的に髪の毛にも良い影響をもたらします。

さらさらストレートだったのに「クセ毛に!?」

また女性の場合、更年期になると女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が低下することは知られていますが、白髪だけでなく髪のハリ、コシ、ツヤが失われてしまいます。
40代半ばから髪のボリュームがなくなり自慢のストレートヘアだったのが、いつの間にか「クセ毛」になる事も多く聞きます。加齢が避けられないなら、食事や睡眠、血の巡りなど生活習慣を整えていくしかないですね!

思い当たるかも!「部分白髪の原因」

髪全体ではなく一部分が集中的に白くなる「部分白髪」の悩みはありませんか?
白くなる箇所によって原因が異なるようです。さっそくチェックしてみましょう!

頭頂部トップ)の白髪
頭頂部は心臓から遠く血管が細いため血液が十分に届きにくいので血行不良が大いに影響します。
分け目の白髪
頭頂の分け目の白髪は、紫外線による髪へのダメージが一因。
前頭部(前髪)の白髪
前頭部の白髪は眼精疲労が一因。目の周りの眼輪筋は前頭筋とつながっているので、目の疲れにより前頭筋や視神経が緊張して血流が悪化し、前頭部の白髪が増える可能性が。
こめかみの白髪
無意識に奥歯の噛みしめが強いとあごの外側に位置する咬筋が緊張し、血液の流れが停滞しこめかみに白髪ができやすくなります。集中しているときや緊張した時に意識して力を抜く習慣が大切。
生え際の白髪
生え際の白髪は顔のむくみが原因です。顔がむくんで皮膚が下に引っ張られると生え際に負担がかかり血液の流れが悪くなるため、デトックスが必要かも。

髪に本当に必要な栄養って?

美しい髪を手に入れるには、内側からアプローチ!と言っても何を食べたら健康的で美しい髪に導いてくれるのでしょうか?!昔から「ワカメを食べれば髪の毛が増える」「ワカメを食べれば髪が黒くなる」。このような言い習わしがありますが、それだけでは足りません!
髪に良い栄養が不足していないかぜひチェックしてみてください。

髪や頭皮への影響食 材    栄 養 素
髪をきれいに伸ばす乳製品たんぱく質(カゼイン)
抜け毛を防ぐ油の多い魚オメガ3脂肪酸、鉄分、ビタミンB12
丈夫な髪に導く全粒穀物亜鉛、ビタミンB、鉄分
乾燥によるフケ・かゆみくるみミネラル(セレニウム)
髪のツヤを出すにんじんビタミンA(カロテノイド)
髪の乾燥を防ぐほうれん草ビタミンA、ビタミンC
女性ホルモンを整える亜麻仁油ポリフェノール(リグナン)
切れ毛のダメージケア鶏肉たんぱく質、ビタミンB
髪全体を健やかにキープ牡蠣亜鉛、アミノ酸
髪の毛のハリ・コシを出すたんぱく質、ビタミンB7(ビオチン)
髪の生命力アップバナナビタミンA,B,C,E、アミノ酸

まとめ

セルフマッサージや温めで血行良くすることはとても大事。でもやはり本来の健康な頭皮や髪は食事から!日々の食生活の見直しをして栄養をたくさん取ることで、髪だけではなく体や皮膚の悩みまで改善されることが期待できます!早速今日から取り入れてみてください。

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