混雑した待合室で長時間待ちたくない!
2022年現在、医療体制や行政窓口が逼迫している状況で新型コロナウイルス感染症の拡大が収まるまでの、一時的な措置としてオンライン診療の初診も含め、医師の判断で電話やオンライン診療による医療相談・受診ができるようになりました。
「具合が悪く外出するのがつらい」
「普段から通うかかりつけ医があるけれど、感染が心配で外出したくない」
「急な体調変化で主治医とすぐ連絡を取りたい」
このような場合にはオンライン診療という選択肢があります。
ご自宅に居ながらにして受診できるので、病院の待合室で長時間待つ必要がありません!
オンライン診療とは?

オンライン診療とは、スマートフォンまたはPCから接続して、病院(クリニック)の予約・問診・診察・処方箋または薬の受け取り・決済までをインターネット上で行う診察方法です。
オンライン診療の費用は、医療機関に支払う診療費用※や薬代、薬の配送費用などの実費のみで、サービス使用料は無料のサービスもあります。
※ オンライン診療での受診が可能か、別途オンライン診療の手数料がかかるか、など詳細は医療機関に確認してください。
気になる診察費は?
診察終了後にしかわからない料金
やはり気になる診療費。対面の診察とはどう違うのでしょうか?

診療料・相談料・薬代等などは、診察してもらわないとわからない場合が多いです。オンラインではない通院の対面診察でも、終わってみないと確定されないので仕方ないとは思いますが、それでも「とても高額だったらどうしよう!」と心配になりますよね?
ぜひ事前に受診される医療施設へ直接お問い合わせして安心して受診できるようにご準備をしてくださいね。
初挑戦で大失敗!知らないで焦った経験談
私はその日、急ぎで婦人科でピル処方してもらいたかったためオンライン診療アプリの「スマルナ」を使ったことがあるのですが、対面診療に比べて料金が異常に高かった!!
いつも行っていたかかりつけの婦人科が閉院してしまい、そこに通っていた患者さんのほとんどが、近隣のある婦人科に殺到しました。
予約が全く取れなくなって、でもピルは今日飲まなきゃいけない!という、私にとっては緊迫した状況でした。
スマホで見たネット広告から「スマルナ」を知り、飛びつくようにオンライン診療を選びました。そこで、ピルの定期便があることを知りました。
「最悪はこれからも定期便を利用すればいいかな!」という軽い気持ちでアプリから申し込みました。
薬は「フリウェルULD」1か月分。いつもの対面だと薬だけなら800円程で、同じものを処方をしてもらいたかったんです。
ところが!通常だと診療費&薬込みで2000円程のところ、オンライン診療だと、7,480円!!
「スマルナ」アプリのチャットでのやり取りでは、病院側からの料金についての説明はありませんでした。私が料金の事が心配で事前に聞いたため、やっと教えてもらえたような感じでした。
結果、あまりに高すぎて、オンライン診療はあきらめました。。
すぐに、当日に診てくれる婦人科をネットで調べて、かなり遠い駅だったのですが交通費をかけ、待合室で2時間待って、やっと最終の時間帯に対面診療をしてもらった。という失敗談でした。
【最初にオンライン診療の料金を知っておかないと、診療が終わった段階で3倍ほどの診療費がかかる事があるかもしれませんので、事前の料金確認は必要です!!】
初診でオンライン受診したい
【LINEドクター】
スマートフォン
保険証
顔写真付き身分証明書
薬局のFAX番号
LINEドクターは、初診も可能です。LINEアプリ上で診療の予約、ビデオ通話での診療、決済までの全てを完結することのできる「オンライン診療サービス」です。QRコードを読み込めば、いつも使っているLINEでお医者さんの診察を受けることができるので、操作も安心ですね。
いつもの先生にオンライン受診したい
【curon-クロン】
PCまたはスマートフォン
クレジットカード
保険証
顔写真付き身分証明書(初診のみ)
クロン施設コード(わかる方のみ)
クロンは主にかかりつけ医と患者さんをつなぐオンライン診療サービスで、定期的な通院が必要な方が、無理なく治療を続けるための負担を軽減してくれるサービスです。初診も対応可能。
全国で5,000施設以上の医療機関がクロンを導入しているそうですので、ご自身のかかりつけ病院が利用可能かを調べておくと良いですね!
こんな方に
●かかりつけ病院が遠方にあり定期的に通院するには負担が大きい方
●日中が忙しく移動時間や待ち時間を確保できない方
●感染症の流行している中での通院が不安な方
産婦人科にオンライン受診したい
【ルナルナ】
PCまたはスマートフォン
クレジットカード
保険証
携帯で簡単に女性の体調管理ができるサイトのパイオニア「ルナルナ」は有名ですね!
そんなルナルナも、スマホひとつで産婦人科医療施設への受診や医師への相談ができ、これまでアプリに登録してきた記録を簡単に医師に見せられる便利なサービスを開設していますのでチェックしてください。
初診は、原則として医療施設への来院が必要でしたが、新型コロナウイルス感染の懸念から、一時的に初診利用も可能になっているそうですよ!
まとめ
2022年8月現在、厚生労働省より新型コロナウイルス感染症の拡大の観点から、特例的に初診の方でもオンライン診療を受けることが可能になっているそうです。
通院や待合室での待ち時間を有効活用できるだけでなく、病院を受診したいけれど外出による感染症への感染リスクが不安な時、子連れでの移動が難しい時、悪天候の時、通院を知られたくない場合など「オンライン診療」はプライスレスな便利さです。どこにいても医師の診療を受けられる「オンライン診療」をぜひご利用してみてはいかがでしょうか?